【第161回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑮ [教育]
【薬物乱用防止について①】
最近、大学生を始めとする若年者による大麻取締法違反の事例が
多く報道されており、不正に大麻を所持・販売等をする事例、大麻
の種子から大麻を不正に栽培する事例等が報告されています。
●なぜ、薬物乱用はいけないのか
1.脳をおかされて、心も身体もメチャクチャになる。
2.自分の意志では止められなくなる。
薬物乱用の最も恐ろしい特徴は、薬物の”依存性”と”耐性”
・依存性⇒一回くらいならと思っても、また、使いたくなり、繰り返し
使ううちに薬物の使い方のコントロールがきかなくなってしまう。
・耐性⇒使用を繰り返しているうちに、それまでの量では効き方が
うすれていく。
3.薬物乱用により凶悪な事件が発生する。
薬物に乱用により、幻覚、妄想が現れ、殺人などの重大犯罪を
引きおこす。
4.薬物欲しさに犯罪をおかすようになる。
薬物を入手するための金欲しさに恐喝事件や窃盗事件をおこす。
密売や乱用の勧誘など、犯罪をおかすようになる。
5.法律できびしく禁止されていて、重い罰を受ける。
日本では、薬物の乱用を防止するために、「覚せい剤取締法」
「麻薬及び向精神薬取締法」「あへん法」「大麻取締法」「薬事法」
「毒物及び劇物取締法」などの法律で罰せられます。
6.友達や家族を失う。
薬物におぼれ、人間関係の破壊により、友人、家族から孤立
する。
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最初は軽い気持ちで始める若者が多いはず。また、事の重大さを
若者が理解していないということも原因の一つと思われます。違う
いい方をすれば、幼稚であるということ。1~6をよく理解して
いれば、手を出そうとは思わないでしょう。私たちができることは、
それらを若者や子どもたちに伝えること。こんなことで道を踏み外す
子どもたちが、少しでも減ることを切に願います。
【第160回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑭ [教育]
やはり、訪問できませんでした。ご訪問&nice!&コメント&応援
をしてくださった皆様、ありがとうございます。
コメント返しもできずにすいません。
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【デートDVについて】
DV(ドメスティック・バイオレンス)は、大人だけの問題ではありま
せん。特に、若者の間で起こる交際相手からの暴力をデートDVと
いいます。
デートDVは、男女交際の中で、男らしさ、女らしさを誤解し、相手を
思い通りに動かしたり、相手の人格、意見を尊重しないで、自分の
価値観を押しつけたりする「力と支配の関係」になっていることが
根底にあっておこります。
どんな理由があっても、暴力を振うことはいけないことであり、本当
の愛情や熱意の表現ではありません。お互いを尊重し合う気持ち
で接する対等な関係を持つことが大切です。
●デートDVの様々な形
[言葉の暴力・こころへの暴力]
・相手に向かってばかにした言葉や汚い言葉を言う。
・「別れる」「自殺する」といって脅す。
・服装、髪型、行動をチェックする。
・勝手にメールをチェックしたり、アドレスを消去する。
・相手をつけ回す。
・他の友人とのつきあいを嫉妬したり、制限する。
[性的暴力]
・キスやセックスを強要する。
・避妊に協力しない。
・いやがっているのにボルノなどを無理やり見せる。
[経済的な暴力]
・バイトをさせる、やめさせる。
・お金をねだる。
・借りたお金を返さない。
●未然防止に向けて
☆いやなことは「いや」とはっきり断る態度を身につけさせましょう。
☆暴力はいけないということを小さい頃から認識させましょう。
☆性別にかかわらず、お互いを大切にしようとする態度を育てま
しょう。
【第159回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑬ [教育]
【児童虐待について】
親または親にかわる養育者が、子どもの心身を傷つけ、健やかな
成長・発達を損なうような行為をいいます。児童とは、18歳未満の
子どもが対象です。言葉のイメージから暴力的な行為だけが想像
されがちですが、食事を与えなかったり、子どもの心に傷を
負わせるような言動も虐待です。
子どもの心に傷を負わせるような言動、結構知らず知らずやって
ないでしょうか。叱っているつもりが、怒ってしまって、その言葉が
子どもの心を傷つけているような、言葉の暴力になっていないで
しょうか。子どもの心は何気ない親の言葉に強く反応します。
怒りっぱっなしになってしまって、児童の心を著しく傷つけている
ようなことはないでしょうか。子どものためにといった言葉でも、
子どもにとっては、心理的暴力としか取られかねない言動として
子どもの心の奥深くに残ってしまうことがありがちなので、注意が
必要です。
●虐待の種類
・身体的虐待…児童の身体に外傷が生じるおそれのある暴行を
加える。
・性的虐待…わいせつな行為をすること。または児童にわいせつな
行為をさせること
・養育の怠慢ないしは拒否…保護者としての看護を著しく怠る
(ネグレクト)
・心理的虐待…児童の心を著しく傷つけるような言動を行う。
児童の目の前でドメスティック・バイオレンス(DV)
が行われる。
●虐待の現状
[児童虐待相談の年度別推移状況(件数)]
・平成13年度…23274件 ・平成14年度…23738件
・平成15年度…26569件 ・平成16年度…33408件
・平成17年度…34472件 ・平成18年度…37323件
・平成19年度…40639件
年々、増えてきている状況にあります。
[被虐待児の年齢内訳の状況(H19年度)]
0~3歳未満…18.8%
3歳~就学前児童…23.1%
小学生…36.1%
中学生…16.9%
高校生・その他…5.1%
小学生以下に対する虐待が80%近くを占めています。弱い立場の
者に対して虐待をする行為が目立ちます。一体、今の親たちは
どうなってしまったんでしょう。
●虐待は皆さんのまわりでも起こりうる!
「虐待かな?」とおもったら…、すぐに市町児童相談窓口、児童
相談所へ連絡を!
●大人の世界でもある虐待…パワハラ、セクハラ等、大人の世界
でも虐待は起こっています。
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自分のことしか考えずに、弱い立場の者に虐待を加える風潮が
止みません。以前書いた、大人の「私事化」の進行です。それぞれ
が相手を思いやって、やさしい気持ちで人と接することができれば
こういうことは起こり得ません。自分のことしか考えない、人の
気持ち・立場に立って考えられない大人にはなりたくありません。
子どもたちのためにも、手本となる大人がしっかりしなければ
ならないと思います。
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明日は、医者と晩は会合です。平成24年に統合する予定の
新中学校の「建設委員会」の第1回の会合です。これも、いつの間
にか代表者になっていました。事業に遅延が生じているので
夏休みの間に相当数、会議が持たれそうです。
そのため、明日の訪問等は滞りそうです。ご了承ください。
【第158回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑫ [教育]
【規則正しい生活リズムについて②】
『地域全体で「早ね早おき朝ごはん」の習慣をつくりましょう!』
子どもが登校するときには、「おはよう」の声かけ運動や生活習慣
に関する標語やポスターを作り「早ね早おき朝ごはん」が意識
できる地域イベントを行ってみませんか。
子どもの規則正しい生活リズムをつくっていくのは、大人(地域)の
つとめです。家庭でも、睡眠や食事だけでなく、テレビやパソコン
などメディアとのつきあい方など、子どもたちの生活習慣を
見直していただくとともに、大人(親)自身の生活習慣についても
振り返ってみましょう。
●朝食摂取率
・ 小学6年生 食べている…………87%
どちらかといえば……8%
あまり…………………4%
全く……………………1%
・ 中学3年生 食べている…………81%
どちらかといえば… 11%
あまり…………………6%
全く……………………2%
●起床時間
・ 小学6年生 ~6時…………………7%
6時~7時……………69%
7時~8時……………24%
8時~…………………0%
・ 中学3年生 ~6時…………………6%
6時~7時……………64%
7時~8時……………39%
8時~…………………1%
(平成20年文部科学省全国学力状況調査(三重県)より)
データが、一地方のものであるため、あまり参考にはなりませんが
このデータを皆さんがどうとられるかは自由です。
しかし、ちょうど夏休みが始まろうとしています。お子さまをお持ち
の方は、この習慣をつけられるかどうかによって、この夏休みだけ
でなく、その後の生活に、影響してきます。時間管理は、リズムと
同じです。その生活のリズムにうまく入っていくと、効率的に行動
出来ますが、新しいリズムに合わせて生活を作ろうとすると、
どこかに歪みが生じがちです。1,2,3、のリズムで生活し体が
覚えることが大切です。日によって、2,1,3やA,1,3などの
リズムでは、時間はメリハリのないだらけたものになっていきます。
「早ね早おき朝ごはん」という当たり前のリズムを生活の一部と
して捉え、それを継続していくことが、子どもの健やかな成長に
大きく寄与します。
【第157回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑪ [教育]
【規則正しい生活リズムについて①】
~子どものすこやかな成長には、「規則正しい生活リズム」が必要
です!~
早寝早起きして、朝食をとる。子どもたちの健やかな成長には、
こうした規則正しい生活リズムが必要です。これが乱れると、
学習意欲や体力、気力の低下を引き起こしてしまうこともあります。
『「早ね早おき朝ごはん」を習慣にするために』
①「まずは、早おき」
起きる時刻(6時~7時)を決め、毎日朝の光をいっぱいに浴びま
しょう。
朝の光は、脳の中の体内時計ををリセットしてくれます。
②「朝のお手伝い&朝ごはん」
簡単で毎日続けられるお手伝いは、子どもたちの五感を刺激
します。
空腹になると体が朝食を求めます。朝食は脳と体を活性化させる
大切な栄養源となります。朝ごはんを食べることで、一日を元気
よく過ごすことができます。
③「しっかり活動(運動)」
昼間しっかり活動すれば、夜になるとくたくたになって心地よく眠り
がやってきます。
④「そして、早ね」
人のからだには、メラトニンというホルモンがあり、スムースな眠り
を助けています。
夜ふかしをしていつまでも明るいところにいると、メラトニンの分泌
が悪くなります。毎日決まった時間に明かりを消して、良質な睡眠
を取ることが大切です。
【第155回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑩ [教育]
【子どもの安全なネット利用について②】
③家族で十分話し合いましょう
ケータイを子どもの持たせる際には、どんなことに注意する必要が
あるか学んだうえで、何のために持つのか、本当に必要なのか、
十分話し合いましょう。
[ケータイは本当に必要ですか]
〇親の持たせる目的と、子どもの持つ目的は一致していますか?
〇ケータイの危険性について、認識していますか?
⇓
[持たせる前にまず家族のルールを作りましょう!]
ケータイを使うには、公共のマナーを知ることはもちろん、家庭で
のルールづくりが必要です。子どもとよく話し合って「我が家の
ルール」を決めましょう。
(例)『我が家のルール』
●知らない人とメールのやり取りをしない
●利用時間と時間帯を守る(深夜は使わない)
●自分がされて嫌なことは相手にもしない
●自分や友達の写真や個人情報を載せない
●変なことがあったらすぐに親や先生に相談する
⇓
[「フィルタリング機能」を利用しましょう!]
インターネットの有害情報から子供を守るために、必ず
フィルタリング機能を利用しましょう。
(フィルタリング機能:インターネットの有害情報をブロックしてくれる
サービス)
※平成21年4月1日より
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備
等に関する法律」が施行されました。⇒保護者が、責任をもって、
子どものインターネットを活用する能力の適用に努め、ネット犯罪
やいじめ等にの問題に留意するよう明記されています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
時間を戻して、投稿しています。11日は、PTAで疲れて、中々
訪問、コメント返しができませんでした。ご容赦ください。
12日は、溜まっているPTAの仕事を少しでも片付けたいと思って
います。訪問等、滞ることが予想されますので、よろしくお願い
します。
【第154回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑨ [教育]
【子どもの安全なネット利用について①】
ケータイ(携帯電話)のメールやインターネット機能は、さまざまな
人々といつでも、どこでもコミュニケーションを等が可能な便利な
道具です。熱中しすぎるといわゆる「依存症」になってしまい、生活
が乱れてしまう子どもも出ています。
また、子どもが犯罪被害やいじめに遭ったり、逆に誹謗中傷や
名誉毀損・業務妨害等の加害者となるトラブルが全国で発生して
います。
①ケータイ利用における親の認識と子どもの実態
文部科学省の平成20年調査では、ケータイの利用について
子どもと親で認識のギャップがあることが浮き彫りになりました。
『親の認識と子どもの実態』
●家庭のルールは決めていない
・親の認識…26.2%
・子どもの実態…54%
●子どもがブログを公開している
・親の認識…19%
・子どもの実態…41.6%
●子どもがプロフを公開している
・親の認識…16.5%
・子どもの実態…44.3%
※中高生の6割超がトラブルを経験
②子どもの犯罪被害・犯罪加害の現状
出会い系サイトだけでなくプロフなど非出会い系サイトを通じて、
見ず知らずのの人と会い、被害に遭うケースが多くなっています。
悪意を持った大人は、子どもたちへ言葉巧みに近づいてきます。
危険なサイトへは近づかない勇気を持ち、ネット上の掲示板へ、
他人の誹謗中傷や個人情報を書き込むことは、絶対にしないよう
機会がある度に話をしましょう。
※被害者数
・18歳未満の児童…724
・18歳以上(大人)…128
▲出会い系サイトに関係した事件の被害者の85%が18歳未満
の児童
▲被害児童の98.6%がケータイを使用
【第150回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑧ [教育]
【不登校について】
〇不登校の状況
不登校については、「どの子にも、どこの学校でも起こり得る」
「学校生活における友人関係、家庭生活における親子関係、
生活環境の急激な変化など、様々な要因が絡んでいる」という
認識をもつことが大切です。
その上で、私たち大人は、日頃から子どもの理解に努め、子ども
の生活の変化を見逃さないよう十分に目を配ることが大切です。
〇不登校の兆候
・朝になると、腹痛や頭痛を訴えたり、学校に行きたくないと
言ったりする。
・成績が急に低下する。
・自分の部屋に閉じこもりがちになり、家族を避けようとする。
・食事が不規則になり、偏食や拒食、過食などの傾向がみられる
ようになる。
・朝、起床できないことが増える。
・学校や友達の不満をつぶやくようになる。
・表情が暗くなり、人の視線を気にしたり、友だちから避けて行動
したりするようになる。
※『いじめに気づいたら、すぐに学校(担任)に相談しましょう。』
最初の対応によって、子どもがさらに心を閉ざしてしまう場合もある
ので、子どもの思いに配慮する必要があります。学校内外に設けら
れた教育相談を利用して、心の負担を軽くすることが大切です。
[不登校の解消に向けて、家庭と学校等との連携が重要です]
●学校と子どもをつなぐ…学校は家庭訪問で学業や生活面での
相談にのる。電話をかけたり、迎えに
行ったりする。
●家庭の支え……………家族関係や家庭生活の改善を図る。
●専門機関の活用………スクールカウンセラー等の専門的な
相談を受ける。
教育支援センターを利用する。
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いじめの問題にしても、不登校の問題にしても、やはり家庭の役割
は大きいです。普段から、コミュニケーションを取り合うことが必要
です。子どもから出ている微細なサインに気がついてあげられるの
は家族が一番です。その中でも、「笑顔」に注視してみましょう。
【第149回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑦ [教育]
【いじめの問題について】
〇いじめの状況
いじめについては、「いじめは人間として絶対に許されない」「どの
子にも、どこの学校でも起こり得る」という認識をもつことが大切
です。
学校非公式サイト等を使った「ネットいじめ」も依然として深刻な
問題となっており、いじめの未然防止、早期発見、早期対応の
ため、私たち大人が、日頃から子どものサインを見逃さないよう
子どもの言動を見極めるとともに、きめ細やかな関わりをもつこと
が必要です。
〇いじめの兆候
・口数が少なくなり、沈みがちになる。
・衣服が汚れていたり、けがをしたりして帰ってくる。
・成績が急に低下する。
・学校に行きたがらない。
・家のお金がよく無くなる。
・新しい文具等がなくなったり、汚損したりしている。
・体の不調を頻繁に訴えるようになる。
・友だちが来ても喜ばない。
※『いじめに気づいたら、すぐに学校(担任)に相談しましょう。』
最初の対応によって、子どもがさらに心を閉ざしてしまう場合もある
ので、子どもの思いに配慮する必要があります。学校内外に設けら
れた教育相談を利用して、心の負担を軽くすることが大切です。
[いじめをしない、いじめに気づく、いじめを許さない心を育む
ために]
●子どもが安らぐ家庭の雰囲気をつくる。
子どもと話し子どもと遊ぶ、子供を叱ることが、子どもの心を育て
ます。
●子どもを見守る地域の雰囲気をつくる。
子どもとのあいさつ、会話、子どもへの注意が、子どもの心を
育てます。
【第148回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑥ [教育]
【交通安全について】
子どもの交通安全が多発しています。
家庭でも、身近に起きた子どもの交通事故について、話し合う機会
を持ち、子供に交通ルールを守り、正しい交通ルールを身につけ
させるよう指導することがた大切です。
〇多発している子どもの交通事故と指導のポイント
●道路への飛ぶ出し事故
転がったボールや友達を追いかけるなどして、道路に飛びですこと
が非常に危険であることや、道路の正しい横断の方法について
指導しましょう。
●自動車同乗時のシートベルト(チャイルドシート)非着による事故
自動車の衝突や急ブレーキの制動時に、車内にたたきつけられ
たり、フロントガラスを突き破って車外に放出されたりしないよう、
すべての座席において、シートベルトやチャイルドシートを着用する
必要があることについて指導しましょう。
●自転車乗用中の事故
自転車も道路交通法では「車両」です。「自転車安全利用5則」を
もとに、そのほか、傘さしの禁止、走行中の携帯電話やヘッド
フォン使用等の禁止も含め、安全な自転車乗り方全般にについて
指導しましょう。
なお、道路交通法の改正により、平成20年6月1日より、児童
(6歳以上13歳未満)、幼児(6歳未満)は自転車歩道通行可の
標識がなくても歩道を通行することができるようになりました。
※自転車乗用中のヘルメット着用が努力義務化されました
道路交通法の改正により、、次の通り「自転車乗用中のヘルメット
着用の努力義務」が施行されました。
『「乗用中ヘルメット着用努力義務の導入」
道路交通法第63の10
児童又は幼児を保護する責任のある者(児童・幼児の親や、幼児
を自転車に同乗させる運転手のほか、児童にに自転車通学を
許可している場合の小学校の教員などが含まれると考えられます。
)は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は
、当該児童又は幼児にに乗用用ヘルメットをかぶらせるよう努め
なければならない』
[自転車安全利用5則]
①自転車は車道が原則、歩道は例外
②車道は左側を通行
③歩道は歩行者優先で、車道よりを徐行
④安全ルールを守る
・飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
・夜間はライトを点灯
・交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
⑤子どもはヘルメットを着用
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今回の内容はあたり前のことです。しかし、現状はどうでしょう。
大人がまず、見本にならなければ子どもにはわかりません。
あたり前のことをあたり前にする。簡単なことです。
子どもを指導する親は、あたり前のことをもう一度見直し、この
機会に子どもの手本になり指導できるよう、もう一度自分の行動を
よく考えてみましょう。