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【第147回】子どもの育ちを支える社会を目指して⑤ [教育]

ぴっぴは、今日はごねずに行きました。おかぁちゃんの説得が功を

奏したのでしょうか。帰って来た時は不機嫌でしたが、これは、

お迎えが、お父ちゃんだから?おかぁちゃんがアルバイトに

出だして、なかなか会えないことも原因の一つでもあるようです。

なにはともあれ、一つ小さい山は越えたかなという感じです。

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【登下校時の安全安心について②】

〇スクールガード(学校安全ボランティアの)の取組

[地域安全マップづくり(危険個所を知る)]

マップづくりは、どういった場所や状態が危険なのかを子どもたち

自身がその場所に出向いて体験し、危険個所の条件を実地検分

する中で、危険を予測し、回避できるような資質や能力を育てる

ことがねらいです。

進学路には、地下道や木々が生い茂った公園、公衆トイレなど

「入りやすく見えにくい場所(「入りやすい場所」、すなわち誰でも

簡単に入っていける場所は、不審者も簡単に侵入できます。

「見えにくい場所」は、たとえ犯罪が行われていたとしても、誰にも

気づかれないことがあります。犯罪者は、できるだけ人に

見られず、犯罪が終わった後、逃げやすい場所を選んで犯罪を

起こす傾向にあると言われています。)、すなわち犯罪が起こり

やすい場所が多くあります。危険な場所や注意を要する場所の

情報を共有することは、犯罪被害防止に役立ちます。

[防犯訓練(自分の身は自分で守る)]

万が一、危険に直面した時も、確実に子どもたちの安全を守ること

ができるよう、実際の不審者を想定した実行力のある訓練が必要

です。

[情報の共有(みんなで見守る)]

いち早く子どもの安全を確保するため、危険情報は、警察等の

関係機関と連携し、常に共有しておくことが大切です。

〇イカのおすし

防犯教室等において、危険な目に遭わないための約束として

「イカのおすし」が使われています。

「イカ」→(ついて)行かない

「の」→(車に)乗らない

「お」→大声で叫ぶ

「す」→すぐ逃げる

「し」→(大人の人に)知らせる


【第142回】子どもの育ちを支える社会を目指して④ [教育]

【登下校時の安全確認について①】

子どもたちの登下校時の安全を守るために…子どもたちの登下校

時の安全を守るための活動は、学校と地域や警察等の関係機関

が連携を図りながら取り組んでいくことが必要です。

〇スクールガード(学校安全ボランティア)の取組

学校内外で子どもたちが安心して学習できる環境を守るため、

学校と連携して各学校区を中心に自主的に活動するスクール

ガード(学校安全ボランティア)の組織が多くの学校で立ち

あがっています。

[スクールガード活動のポイント]

●子どもたちの登下校時を中心に活動しましょう。

●特に、下校時に一人になる子どもに注意を払いましょう。

●学校と情報共有を図りましょう。

●通学路やその周辺の危険個所を把握しましょう。

●スクールガード活動を行う場合には、子どもたちに一目で

わかるような服装で活動しましょう。

※PTA等を中心に多くの人に参加してもらうことのにより、

一人一人の負担が少なくなり、充実した活動を継続して行うことが

出来ます。

〇関係機関との連携

警察をはじめとし、PTA、地域の安全ボランティア、警備会社、

NPO法人等と学校が協力し、子どもの安全を守るために取り組む

必要があります。

〇最近では、これまでの教職員・保護者による組織から発展

させる意味で、「地域社会(Community)」を加えたPTCAと

称するところも出てきています。

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いろいろな機器の発展、少子化等、時代の変化とともに、子どもの

安全に対する考え方や、方法も変化してきています。地域社会を

巻き込み、PTA自らが、積極的に参加していかなければ成り立た

ない状況になってきています。特に、地域間格差や地域ごとの

環境の違いによっても違ってきています。

しかし、子どもの育ちを支える社会を目指すという点では同じです。

PTAや地域が、すべての子供が自分の子どもであると考え、行動

していくことが、子供のため、ひいては地域社会のために良い

影響を与えることでしょう。


【第139回】子どもの育ちを支える社会を目指して③ [教育]

案の定、物理的に(時間的に)無理でした。只今0:05。訪問も

出来ず、返事もできず申し訳ありません。堪忍して下さい。

 

「子どもの育ちを支える社会を目指して」第3回です。

【地域の大人として②】

出来る大人の変身3チェック

(3つのチェックで変身!変身の参考にしてください)

とはいっても当たり前のことを書いています。しかし、意外と出来て

いないことがあります。逆にいえば、大人としてすぐに直せる事柄

です。

●子どもの心を本当に理解しようとし、子どもにとって何が本当に

いいのかを考えて行動しているかをチェック!

☐ 子どもといっしょに悩んだり、考えたりしていますか

☐ 自分の間違いは素直に認め、謝っていますか

☐ 他の子どもとは比較していませんか

●子どもの立場で物事を考え、子どもの言うことをしっかりと受け

止めているかをチェック!

☐ 子どもの話を途中でさえぎらず。最後まで聞いていますか

☐ 子どもの立場に立って考えることができていますか

☐ 自分の考えを一方的に押しつけていませんか

●ルールやマナーを守り、まわりの人を思いやる行動を率先して

実行しているかチェック!

☐ 交通ルールを守っていますか

☐ 電車やバスなどで高齢者の方などへ席を譲っていますか

☐ 携帯電話の使用など、公共のルールやマナーを守っています

  か


【第138回】子どもの育ちを支える社会を目指して② [教育]

只今、23:00。今日もPTA役員として、「地区懇談会」という会議を

主催し、出席してきました。明日も、明後日もあります。そして、27

日は、「地区住民自治協議会」の部会会議、29日は、校区再編の

ための「中学校区実施計画検討協議会代表者会議」、7月3日は

PTA役員会、9日には「中学校区実施計画検討協議会全体会議」、

その合間に私の受け持ちの5つの自治会への寄付金集めや、

本来の地区委員の仕事をします。そして、明日は6:30出発で、

2時間近くかけて、この前言った医者へ。診断書をもらいに行くだけ

ですが予約外なので、また5,6時間待たされそうです。晩の会議に

間に合うかしらん。我ながら、ボランティアでよく頑張ってるなと、誰

も褒めてくれないので、自分で褒めています。

「子どもの育ちを支える社会を目指して」その2です。

【地域の大人として①】

「子どもは社会を映す鏡です」そんな考えに立ってみると、大人から

しなければならないことがたくさんあります。

子どもたちは大人をきちんと見ています。まず、大人から変わる

こと。そして、子どもたちをあたたかく見守り、支えてあげること。

さぁ、はじめましょう。

● 子どもの成長をあたたかく見守りましょう。

すべての子どもは、無限の可能性を持ち、自分自身を成長させる

力を持っています。周りの大人があたたかく見守り続けることが

大切です。

●子どもにあたたかい言葉をかけ、顔の見える関係を築きましょう。

あいさつは、すべての基本です。また、善い行いはためらわずに

誉め、危険な遊びやルール違反には、見て見ぬふりをせず、注意

しましょう。子どもの話は、頭ごなしに否定せず、決めつけず

しっかり聞きましょう。

●子どもの手本となるように努めましょう。

親や大人は自分自身を振り返り、子どもの手本となるようにしたい

ものです。そして、地域社会との関わりを深めていくことも大切です。

●子どもを取り巻く環境を見直し、改善を進めましょう。

地域環境を点検・見直し、子どもたちが安心して生き生きと過ごせ

るよう、好ましくない環境に対しては、改善に向け発言・行動して

いきましょう。

●子どもを事故や犯罪から守りましょう。

子どもを見守るには、子どもたちに関心を持つことが重要です。

地域の子どもたちに対して自分の子供のように見守りましょう。


【第137回】子どもの育ちを支える社会を目指して① [教育]

PTAに関わっていると、自然と教育問題に敏感になってきます。

今までが無関心だったわけではないのですが、「子どもたちのため

に」という意識がより芽生えます。PTAを通して、やはり興味を持つ

ようになるもんです。そこで、興味深い冊子を手に入れました。

それをおいおい、わたしの意見や感想を交えながらご紹介していき

たいと思っています。内容は、大人が子どもに対してどういう風に

接していくべきか、大人のあり方等、はっきり言って当たり前のこと

です。こういう冊子を配布しなければならない世の中になってきて

いるのか、と現代社会の歪を感じます。

これは、悲しいことです。大人として、社会人として、親として、

当たり前のことをわざわざお金をかけて冊子にして大人を啓発しな

ければならないんですから…。先日、PTAで開催して、このブログ

でもご紹介した「子育て講演会」にしても、出席している親は、本来

なら、別に来なくていい人ばかりです(来ていただいて有難いんです

が、もうすでに講演の内容を理解、実践できている保護者が多い

ので。)。本当に来てほしい親は来ない、というのが現状です。

大人として、親として未熟なまま、大人になり、親になってしまって

いる人が増えてきているのは事実です。

私自身、未熟だと感じています。この冊子のとおりすればいいとは

思いませんが、何気なく読んでいると、なるほど、と共感出来る

部分も多々あります。その一方で、その通りしていると、立派な

大人や親になれるというわけではないと思います。自分自身が、

常識のある大人になれるように自己啓発の一環として考える機会

とするべきでしょう。

現代社会は少子高齢化という人口構造の急激な変化の下、情報

化、国際化、消費社会化が進行し、家庭、学校、地域における

子どもを取り巻く環境にも大きな影響が及んでいます。

最近の状況では、奉仕活動、ボランティア、国際貢献、起業などに

取り組む若者が増えているといった良い面が出てきている一方で、

思春期を迎えた子供たちの非行、不登校や児童虐待などの様々

な問題は、潜在化ならびに深刻化しています。

特に、インターネットや携帯電話の急激な普及に伴い、ネット上

では、子どもたちが有害情報に惑わされ、犯罪被害者になるなど

様々なトラブルが発生しています。

子どもの健やかな成長には、周りの大人の支援や協力は不可欠

であり、大人自身が子どもの手本となるような責任のある行動を

取ることが重要になってきます。

といっても、大人は完璧じゃありません。でも、間違ったことに

気付き、それを修正していく力は必要です。これは、仕事でも同じ

じゃないでしょうか。大人の責任ある行動は大変重要なことです。

余談ですが、某少年野球チームに、エコに積極的なな保護者が

います。もともと、そのチームの大人は、ゴミの分別等に無関心で

その人の行動に批判的でさえありました。ところが、今や、その人

の努力の甲斐があって、チーム全体がゴミの分別をはじめ、エコに

対して、積極的に取り組むようになりました。素晴らしいことです。

ところが、この母親は、日曜参観を中学校でする、と聞いた時に、

ちょうど野球の練習試合が重なっていて、学校に、「何で、日曜に

授業をするんですか!」と文句を言いに行ったそうです。それを、

父親は、自慢げに言います。う~ん、一体、この保護者は…。

結局は、子離れができていないんですね。はっきり言って、私とは

常識の基準が違います。文句を言いに行くこと自体が、不思議で

しょうがないんですが、この人の行為は、果たして、子どものことを

考えてのことなんでしょうか。結論からいえば、自分の子どものこと

しか考えていません。いろいろな保護者がいるものです。

 


【第133回】子供の健やかな成長を願って⑤ [教育]

6月7日に行われた「子育て講演会」のその5(最終回)です。

【学校の役割】

学校の役割は、一言でいえば、「人付き合いを学ぶ場」です。

決して、躾をする場ではありません。社会貢献のできる人材の

育成、自己実現に意欲的に向かえる人の人の育成が主たる役割

です。子どもたちは、学校で、人との関わり方、接し方、集団生活

の中での自分の役割を学校という場において学んでいくのです。

これは、小さな社会と言い変えてもいいものです。その中で、自分

がどんなことをするべきか、自分の行動によって周りにどんな影響

がでるのか等、社会生活のノウハウを学んでいきます。そして、

自分の行動によって、周りの人たちの反応を学び、それが、いい

ことであるのか、悪いことであるのか、教師の指導のもと学んで

いくのです。そして、その行動が周りにいい影響を与えた時、喜び

を感じ、社会に貢献することの大切さや自分の行動に責任を持つ

こと等を学習していくのです。この子どもの感じる「喜び」という

気持ちが大切です。それによって、自己実現に意欲的に立ち向か

える気持ちも育ってきます。自らが、喜びを得るために困難に

立ち向かってい行く、自分の目標をかなえるために実現に向かっ

て自らが努力して達成していく、そういうことを大人の社会では、

義務とか責任、あるいは自己啓発と言いますが、それをこの

小さな社会の中で学んでいくのです。

よく勘違いされていることですが、あいさつをする、お礼を言う等の

基本的な事柄を教える等は家庭の役割です。学校は、それらの

基本的な事柄ができていると考えて、集団生活の一員として生活

できるよう指導しているのです。そのことを保護者は勘違いしては

いけません。学校は、託児所ではありません。学びの場なのです。

学校及び教師には、いじめを許さない毅然とした態度が必要です。

いじめに理由はありません。どんな理由であっても言いわけは

出来ません。いじめをする方が一方的に悪いのです。どんな理由

がもとでいじめが始まったにせよ、学校は、それを許してはいけま

せん。いじめは、人の命を奪ってしまうほどの重大な事件なの

です。しかし、残念ながら、人はいじめをしたいという気持ちを

持っているものなのです。その気持ちを抑える力、やさしい気持ち

を育てていくのが学校の役割でもありますし、ひいては、家庭内

での、子供の接し方、即ち、家庭の役割でもあります。学校は、

どんな小さないじめであっても、そのサインを見逃さず、対処して

いく必要があります。

【結論】

子育ては、長期にわたる営みです。子どもは、親にとっては、いくつ

になっても子供です。親が他界しても子供への思いは子どもの中に

生き続けます。それだけ、親の子供に対する思い、言動は、子供に

とって重要なものなのです。

そして、子育てにはは成功も失敗もありません。どんな風に育った

としても、子育ては、成功、失敗で片付ける問題ではないのです。

親は、子供に対して精一杯の愛情を注ぎ、社会に貢献できる人材

にする責任があるのです。そして、そのことに対して喜びを感じて

いくのです。

それには、子供が親から自分が大事にされている実感を持って

もらうことが必要です。優しい気持ちを交換し合える家族に育つ

子供は、自分が大事にされていると実感します。そして、自分が

大事にされていると実感している子どもは、他の人に対しても

優しく出来るのです。逆にいえば、自分が大事にされていないのに

人に優しくなんてできません。

大人は、「子どもの健やかな成長を願って」います。そのためには、

家庭と学校の好意的な連携と協力が不可欠なのです。

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実は、時間を戻して投稿しています。20日、21日と相当忙しくなり

そうです。☆はご遠慮なくスルーしてください。またご訪問&nice!

&コメントしていただいている皆様、ありがとうございます。とともに

コメントレスができないかもしれませんが、もし、晩に時間ができ

たらいたします。何卒、ご了承ください。


【第132回】子供の健やかな成長を願って④ [教育]

6月7日に行われた「子育て講演会」より、その4です。

【やっぱり教師の影響力はすごい】

皆さんは、幼稚園(保育園)から大学までいろいろな先生方と

接してきました。その中で、誰ひとり先生の顔や名前は忘れても

印象に残っていることを思い出せない人はいないと思います。

ふっと、思いだすあの先生の一言があるはずです。それだけ

教師の影響力はすごいんです。それが人生訓であるのか、

どうでもいい言葉や言動であるかは別として、人生の中の深い

部分で大きな位置を占めていることと思います。逆に言えば、先生

の言動は、子供たちに非常に大きな影響を与えるのです。

大人は、子供の手本です。子どもは一番身近な大人をモデルに

行動選択の基準を身につけていきます。その点でも、教師の役割

は大きいと思います。それと同時に親の役割はもっと大きい。

常に子供の手本とならなければなりません。それが躾です。

もっとも昨今では、親の躾をしなければならないケースが多いよう

ですが。一番してはならないのが、家庭で先生の悪口を言うこと

です。親が、先生を尊敬しないと子供も尊敬しないのは当然のこと

です。子どもは誰を手本にしていいのかわからなくなります。

教師も親も大変そうですが、これが子供達のためになることは、

わかりきったことですし、ルールを守る、人に優しくする、人を尊敬

するなど、考えてみれば、当たり前のことです。実行するには容易

いことじゃないでしょうか。

【家庭の役割】

このシリーズの最初の回にも書きましたが、生きる意欲を支える

一番小さな単位が家族です。その家族役割は柔軟に交代できる

でしょうか。いつも母親だけが家事育児に追われて、辛抱している

という家族は決して理想的ではありません。母親の大変さに気づき

優しく声をかけられる、または代わってあげられる家族の姿を見て

子どもの思いやりの心が育つのではないでしょうか。

また、家庭では、決して子どものサインを見逃してはなりません。

子どもは、内面をいろいろな形で表に出しているものです。プロで

ある教師でも発見できないサインもあります。子どもは、学校と

家庭では違う顔をしているものです。やはり、家庭で出すサインが

一番わかりやすいのです。子どもはわかるようなサインは出しま

せん。何か、事が起こってから、「あぁ、あの時の行動は…」、

「そういえば…」というようにみんな後付けになります。唯一、子供

の様子を知る手がかり。それは「笑顔」です。家庭で、子供の笑顔

を観察してください。家族ならば、その笑顔が本当の笑顔なのか、

内面に悩みを抱えている笑顔なのかわかるはずです。それには、

まず、家族団らんの場が必要ですね。


【第131回】子供の健やかな成長を願って③ [教育]

しばらくは、予約投稿が続きそうです。

昨日も、PTAの部会に顔を出したので予約投稿でした。

明日は、朝からちょっと遠方の医者に行く予定です。事前に電話で

聞くと、なんと待ち時間が5,6時間かかるそうです。帰ったら暗く

なってそうですが、その日は、「市P連と各単位PTA会長等の意見

交換会」が晩に開催されるのでどうもPCは触れそうにありません。

今日は今日で、PTAの役員会があり、内容が濃いので、この投稿

予定の23時に帰られるかどうかもわかりません。日記・雑感ブログ

で予約投稿も変な話ですが、今週は、土曜も、ボーイズの紛糾劇の

後始末で時間がとられそうですし、日曜は、学童野球が「労金杯」

という今年最後の全国へつながる試合の予選と、ボーイズも今年

度最後の全国大会予選があり、その試合運営当番に当たっている

のでどれだけの時間、家にいられるかわかりません。

そういうわけで、訪問がきっと滞ります。遠慮なくスルーしてください。

何とか、ブログの更新だけはできたらいいなと思っています。

前置きが長くなりましたが、

6月7日に行われた「子育て講演会」より、その3です。

【愛は永遠?】

夫婦愛は永遠でしょうか?基本的には、夫婦の関係は冷めていく

傾向にあるようです。夫婦は所詮、他人です。1年後にはその関係

にも微妙に変化が出てくるでしょう。やはり、お互いが気を遣わな

ければその関係は冷めていきます。いつまでも恋人のような関係

のようなご夫婦も見かけますが、やはり長く付き合っていくと、

お互いのことが、いいことも悪いこともよくわかってきて、当初の

関係とは違ったものになっているはずです。うまくいっているのは

お互いがそれぞれをリスペクトして、うまく調整出来ているからで

しょう。それに比べて、親子愛は違います。命を懸けても惜しくない

ものです。しかし、子供はいつか離れていくものです。子どもに

愛情を注ぎすぎたばかりに、いざ、子供が離れた時に、夫婦愛が

修復不可能な状態になっていることはよくあります。そして、熟年

離婚へと最悪の事態を招く恐れもあります。夫婦愛と親子愛、この

二つの愛をバランスよくしていくことが大事です。どちらかに偏った

愛はアンバランスなものです。いつか子離れができなくてはなりま

せん。その時期がいつになるかは家庭によっては違います。

そういうことも考えて、子供に接していくのも教育の一つです。親と

してはつらい選択ですが、子供が立派に社会に出て貢献できる

よう、着かず離れず見守りながら、いつかは突き放さなければ

なりません。そういう子どもに育てるのは家庭の役目であって、

決して学校で教えるものではありません。躾をするのは家庭の

役目です。社会に出して恥ずかしくない子供に育てるには、親自身

が実践していかなければなりません。特に、子どもが小さいうちは。

【家庭と学校の好意的な連携とは】

ズバリ、良いことが情報交換される関係です。悪いことばかり言う

人には好意を感じることはできません。子供たちのために学校に

対して建設的な意見を言い、実践できる人が求められています。

それには、お互いの立場を理解することが必要です。学校と

保護者が一緒に問題を解決していこうという姿勢が大事です。

以前、サービスのカテゴリでも書きましたが、気持ちは伝わるもの

です。人は自分を好きな人を好きになるものです。まずは、相手を

理解しようと努力することから好意的な連携は始まります。それが

出来てこそ、子供たちにとって過ごしやすい学校環境ができるの

です。ところが、昨今の学校はサービス業かと思うくらい保護者に

気を使っています。保護者は、もっと先生を尊敬、信頼していくべき

だと考えます。そうすることで良いことが情報交換されることになる

のです。


【第130回】子供の健やかな成長を願って② [教育]

6月7日に行われた「子育て講演会」より。

【子どもを取り巻く社会】

家族の私事化が進んでいるそうです。大人も子供も自分の

やりたいことをやりたい時にやりたいだけ、という状況です。

皆さんの家には、テレビが何台ありますか。1台だけという家庭は

少なくなっています。複数台ある家庭は、夕食を食べたら、

それぞれが、自分の部屋にこもってそれぞれが好きなことをして

いるという現象がよく見られるそうです。1台しかなくても、子供は

横でそれぞれがゲームをしていたり、自分の部屋のある子は、

部屋にこもっている傾向があるそうです。すなわち、チャンネル権

争いがおこらないそうです。これでは、家族が話をする機会を持つ

ことも、共通の話題を持つこともありません。家族はいるけれども、

それぞれが何をしているかわからない、すなわち家庭がないという

状況です。これでは、子供達の顔(内面)が見えませんよね。

これは、家族機能の縮小です。やはり、明日を生き抜く元気の充電

をするためには、家族がお互いわかり合って、その日の出来事や

悩み、目標などを知っておくこと、また、それについていろいろ

話をすることが大事です。これが家庭です。

最近は、インターネットや携帯電話等の普及で子供たちは、早く

大人になりすぎてしまっています。そして、それを容認する優し

すぎる大人たち。子どもたちは、情報をうまく取捨選択することも

出来ず、大人たちは、子供たちが何をしているのかわからない。

それでは、躾をすることもできません。家庭の崩壊です。

子どもたちは、親と過ごすことによって、いろいろなことを学んで

行きます。テレビのチャンネル権争いをしても、それを親が

チャンネルをこれと決めて、その中で、共通の話題を持って、

いろいろなことを話し合いながら夕食を摂る。これが、一般的な

家庭ではないでしょうか。さらに、テレビも観ずに、家族の会話

だけで過ごせたら理想的でしょう。いつも、家族の顔が見える所に

家族がいる。声をかけたら、返事がすぐ帰ってくる。この距離の

近さが大事だと思います。それぞれが、自分の用事がすんだら

自分の部屋にこもってしまう。これを、「放任主義」だという人も

いますが、これは、ただの「ほったらかし」です。

携帯電話については、本当に必要かよく考える必要があります。

昨今の、世間の犯罪等を見ていると防犯面で携帯電話が必要な

こともありますが、はたして小学生に携帯電話は必要なのでしょう

か。逆に犯罪に巻き込まれる可能性もあります。中学生くらいに

なるとほとんどの子供が持っています。持っていないことにより、

仲間外れにされたり、メールで悪口を書きこまれたり…。本来の

携帯電話の使い方をされないケースが多々あるそうです。メール

を送る際にも、他の友達のメールアドレスを使って、自分の携帯

から他の人にメールが送れるそうです。そんな方法知っています

か?ほとんどの保護者の方が知らないはずです。携帯電話の

使い方が問題なのです。携帯電話を正しく使う。これを教えるのも

家庭の躾の役割が大きいことは確かです。しかし、この問題に

ついては大人もこれといった解決策がないが現状です。

【子どもはどうやって育ってきたのか】

小学校に入るまで皆さんはどのように子供と接してきたでしょうか。

褒めて育てていたんじゃないでしょうか。

大きな〇が一つと小さな〇が3つあれば、「上手にお顔が書けた

ねぇ。」と言ってはほめ、そこに目玉が入れば、また褒めて、という

風に何でもかんでもできたことを褒めていたことでしょう。

ところが、小学校に入れば、できたことを褒めるよりも、出来なか

ったことを責めてはいないでしょうか。例えば、テストで80点を

とってくる。80点取れたことよりも、間違った20点を責めては

いないでしょうか。小学生高学年になるほどその傾向が強いよう

です。できたことよりも、「もっと!もっと!」と求め、叱って腐らす

ことが多いようです。やはり、できたことを褒めてやる方が大事

です。そして、やる気を引き出してやる方が子どもは伸びていき

ます。大阪のおばちゃんじゃないですけど、「あんたは、やったら

出来る子なんやから。」。そして、できたら褒めてあげればいいん

です。もちろん、やらないでできない子は、尻をひっぱたく必要は

ありますが、いかに気持ちよくやらせてあげるかが大事です。要は

好きにならせることです。しかし、躾はしっかりとやりたいものです。

躾ができていないのは親の恥です。

中学校時代に入ると、システムも変わり、自治という要素が入って

きます。それでも、子供たちは、環境の変化に戸惑いながら自分

のスタイルをつくっていきます。その基礎は、小学校時代にあり

ます。いかに、小学校時代が大事かがそのことでもわかります。

 

大分、薄れた記憶の中で、わたしの意見もちょっと交えながら、

講演会の内容を書いてみました。まだ、続きがあります。早いこと

次回を書いてみたいと思います。


【第126回】子供の健やかな成長を願って① [教育]

いったいこのブログは、何をテーマにしているんでしょうか。

自分でもよくわかりません。カテゴリは「日記・雑感」なんですが…。

今回は、教育について。今週の日曜日に、PTA主催で行った

「子育て支援講演会」でスクールカウンセラーの先生から聞いた

話の内容をお伝えしたいと思います。

講演の要旨は以下の通りです。

「現代社会は私事化傾向にあり、大人のサポートを必要としている

子供達の生活環境も大きく変わりつつあります。子どもたちは一番

身近な大人jから多くの影響を受け、その大人をモデルにして自分

というものを作り上げていきます。我々大人社会の縮図が子供の

世界と言っても過言ではありません。我々大人同士が身近な人に

優しく思いやる気持ちを持ち、仲良くつながっているということを

実感して生活することが子供たちの生活環境を充実したものに

するのではないでしょうか。

仲良くつながっている実感というのは、「お互いが認め合う」という

ことだと考えますが、他者を認めるためには、まず自分が認めら

れている実感が不可欠です。自分自身が肯定的に認められて

こそ、初めて他者を認めることができるのです。

自分が大事に、大切にしてもらっていると感じている人は、周りの

人のことを気遣い優しくなれるものです。(これは大人も子供も

一緒です。)人は、一人では生きていけません。人と人が支え合

ってお互いを認め合うことで、明日も頑張ろうと生きる意欲が

湧いてくるのです。

生きる意欲を支える一番小さな単位は家族です。その家族役割は

柔軟に交代できるでしょうか。いつも母親だけが家事育児に追わ

れているという現実は少なくありません。母親が一人辛抱して成り

立っている家族は決して理想的な家族とはいいにくいです。母親の

大変さに気づき優しく声をかけられる家族の姿を見て、子どもの

思いやりの心は育つのではないでしょうか。

優しい気持ちを交換し合える家族に育つ子供は、自分が大事に

されていると実感します。そして、自分が大事にされていると実感

している子どもは、他の人に対しても優しく出来るのです。

子どもを取り巻く我々大人が、学校だけの様子しか知らない教師

であったり、家での様子しか知らない親であったり、そういった

偏った理解では本当の子どもの姿を捉えているとは言いがたい

ものがあります。その偏りをなくすためにも家庭と学校が好意的に

連携することが不可欠だと考えます。」

当たり前のことを当たり前に言った内容でしたが、現状の実態等を

交えて、1時間講演していただきました。

私は、冒頭で、「昔と今は、違います。親自体が昔のことを持ち出

すんじゃなくて、まず、親自体が変わらなければならない。」という

主旨のあいさつをしました。最近の保護者を見ていると、以前の

回にも書きましたが、保護者自体があいさつができていません。

学童野球では、あいさつすることから教えますが、親があいさつ

しないのに、子供が自らあいさつするわけがありません。それは

何故、あいさつをしなければならないのかを子供が理解していない

からでもあります。

例えば、子ども同士でトラブルがありました。親と子供同士が

会って、一方の親が自分の子供に「さぁ、謝りなさい」と言っていま

す。子どもは謝りますが、理解して謝っているわけではありません。

まず、親が、相手の親に向かって謝るべきなんです。うちの躾が

出来てませんでした、とまず親が見本を見せるべきです。子どもは

それを見て、自分が悪いことをしたことを理解して謝るのです。

そういう保護者の「恥じらい」が、昨今、薄れてきていると講師の

先生と講演前に話しました。

私は、こういう教育問題を語るような立派なPTA会長のような者

(PTA会長はしてますが。)ではありません。ろくに躾もできていな

い保護者の一人です。そういう者ですので、講演を聞いて、成程と

思うようなことも聞けました。

講演の詳細に関しては、また、このブログでご紹介したいと思い

ます。ペンを忘れて、記憶だよりなので早く書きたいんですが…。

もう、すでに半分くらい忘れています。困った頭です。


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